千周年:1018年6月
妖説中島戦記(アーカイブス版一族)
今回は小話からスタートです。
【折りたたむ】
乱太郎くんが、ゆらさんを町に連れ出しました。
町と言ってもまだ申し訳程度に露店やら何やらがある程度ですが、面白そうな店があるねんと連れて行かれた先は、幻灯屋さん。
人の姿を絵姿に写し取れるからくり・幻灯機を開発した店主さんが、鬼の侵攻からどうにか幻灯機を守り抜いて細々と営業を続けているそうです。
こんなご時世なのでもちろん需要はほっとんど無いのですが、どんなに苦しくても、食べて寝るだけやない心の余裕ってモンを町の人らがもてるよう手伝いたい、と語る店主さん。
今は味も素っ気も無いこんな額縁しかあらへんけどな、とちょっと済まなさそうな店主ですが、ゆらさんたちは1枚撮ってもらうことにしました。
家へ帰るとき、乱太郎くんは言いました。先のことを考えて頑張るんも大事やけど、同時に今を少しでも楽しめるように考えるのも悪いことや無いとオレは思う。あんまり、思い詰めんでもええと思うで。
ゆらさんが言います。…なんか、心配かけてしもたみたいやね。
かまへんて。オレたち家族やろ、悩みくらい分け合わんでどうするん。と言う乱太郎くん。
そやね…家族やもんね。と、ゆらさん。
家族やなかったら何やっちゅうねん、と苦笑する乱太郎くん。
というわけで80両払って幻灯を撮りました。復興投資を商業と娯楽に少しして、残金は734両です。
そして今月は見慣れない塔のような何かに行ってみます。白骨城といいます。
赤火はありません。入口付近で腕試しをしつつ慎重に進みます。
結構、★3つの戦勝点ボーナスが出てくれました。
城内に到達。もう火が残り2つ。スローペースです。速瀬の術がほしい
戦勝点2倍ボーナスの時に源太さん召喚。
鉄クマ大将とも、2人がかりでなら十分戦えることが分かりました。
今月の討伐終了。余力は十分ですがいったん帰ります。

奉納点は2098点(+975)、お金1094両(+360)。
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中島結良の追憶(PSP版一族)
結良さんたちもまずは町を散歩。幻灯屋さんを見つけました。
質素額縁100両です。
復興投資をちょびっとして、残金2760両。
バーンとォ! 防具を買っちゃうか、拾えるまでガマンするか、(プレイヤーが)迷っています。
帰宅して頼太くんが討伐の支度を進めていたら、結良さんが突然言い出しました。
「今月は交神するわ!」
えっそんなの聞いてないんやけど、と困惑する頼太くんを尻目に、結良さんはイツ花と一緒にさっさと支度して、交神の儀が開始。
以下しばらく小話です。
【折りたたむ】
弟か妹を連れてくるから楽しみにしててな、と笑み、イツ花が傍らで奉納舞を捧げるなか、眠りにつく結良さん。
舞を終えたイツ花が説明します。
「結良さまは今、肉体から魂を一時的に抜け出させて天界に行かれています。天界に用意された交神の間でお相手の神様とお会いしてお子を授けてもらうのです。
当家の交神の間はこのまましばらく閉めて、当主さまのお体に危害が加えられないよう守ります。
頼太さまは、屋敷からお出かけさえしなければ普段通りの生活をしていただいてかまいませんよ」
頼太くんは、ため息をつきます。
「全くあの人は…いったい何を考えているのやら。いつも自分でぱっぱぱっぱ決めてもうて、ちょっとついて行かれへんわ」
イツ花は頼太くんを茶の間へ誘い、お茶を出しました。
「当主さまの信条は迅速果断だそうですからねえ。思いついたら即実行したくなっちゃうんですよね、きっと。…でも頼太さま、後からでも当主さまに、どうしてそうご判断なさったのかとか、疑問に思ったことは遠慮なく訊ねてもいいと、イツ花は思いますよ?」
「そう…かな」
「そうですよ。頼太さまは結良さまにとって血を分けた家族ですもん、何もガマンすることはありませんよ、大丈夫ですって!」
イツ花に励まされた頼太くんは、儀式が終わって戻ってきた結良さんに、今月交神をした理由を聞いてみました。
「どうしてって? そりゃあ、このまま二人きりで鬼退治の真似事しててもらちがあかないっていうか、やっぱり頭数が多い方がええかなっていうか、要はもっと賑やかな方がええなって思ったから」
結良さんは、ふと優しげな顔つきになって言いました。
「頼太がな、なんかしんどそうやった※から。うちと二人きりで、いっつも頑張ってるから、きょうだいができた方がしんどいのも分け合えてちょっとは楽になるんちゃうかなって思て」
(※辛そう・苦しそう)
「僕、そんな風に見えてたん?」
「うん。うちはせっかちやから、つい自分のやりたいようにやってもて、なかなか気を遣ってやれないところがあるかもしれん。せやからきょうだいがいれば、うちにイラッとしても愚痴言い合える相手になると思うし」
にやっと笑って、結良さんは言葉を続けます。
「それに、どのみちこの調子やったら1代や2代では呪いは解かれへんと思う。うちひとりやったらさっさと諦めるところやけど、頼太、あんたがいるから死ぬ前に少しは頑張らんとって思ってるねん。
でも頼太にとっちゃ、こんな呪いひっつけて産むなんて迷惑な話やんな。でも、せやからこそ、同じ思いを分け合える家族がもっといた方がええって…ひとりでうちを恨むよりは、家族で支え合ってうちを恨んだ方がまだマシやろうと思って…」
「母さん」
頼太くんは、できるだけ優しく聞こえるように声をかけました。
「母さん。別に恨むとかそういうの、思ったこともないから。せやから泣かんでええて」
いつの間にか涙でくしゃくしゃになった顔を上げて、頼太くんを見つめる結良さん。
「母さんはちゃんと、僕のこと考えて悩んでくれてたんやね。僕はそれで十分や。母さんこそ、ひとりでばーっと思い詰めたりせんと、思い出したときでええから僕、いや僕らに思ったこと話してくれたらええんやで。弟か妹が来るんやろ?」
「うん、たぶん弟や。再来月くらいになるて」
「楽しみやな。待ち遠しいわ」
部屋の外でイツ花がほっとした顔になっていたことは、知るよしもない親子でした。
結良さんと鹿島中竜さまの2度目の交神です。

初代当主の最初の交神は、おそらくわけの分からないままにそうすることになってしまったと思うので、実質意識的に行う交神はこれが初めてみたいなもんですね。どんな気持ちなんだろ(*'-')
土髪の男の子が来るようです。
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公開:2018.6.24
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