ゆーら＊博物館

ノルディス「こんにちは。あの、エリーから聞いたんですけど、何でも相談に乗ってくれるって…」

マリー「ええ。何でも話してみてちょうだい。このマリーさんが力になるわよ」

ノ「…秘密厳守、でお願いできますよね？」

マ「あったりまえよ。相談事を他人にしゃべらないのは、こういう仕事での絶対のルールでしょ？」

ノ「そうですよね！

（…でも、この人にルールとか常識とかっていう言葉は意味があるのかなあ？何せ型破りなことで有名な人だからなあ…

いやいや、そんな失礼なことを考えてどうする。この人は医者が軒並み匙を投げた難病から友人を救ったすごい人じゃないか！）」

マ「…………」

ノ「（爆弾娘やら火の玉マリーやら、みんな乱暴者のように噂しているけど、それも見方を変えれば強力な魔物の脅威から街を救った英雄だと言えなくもないし…」

マ「…あの、聞こえてるんですけど。独り言が」